人類資金

人類資金を見ました。
内容やなんだかんだは
ほっといて日本人は見るべき?
映画だと感じました。
金融というのは僕らの周りに
必ずあるものです。
そしてこの映画は2014年が舞台で
2011年の震災を体験しています。
あの時に僕らが受けた世界各国からの無償の愛をもう忘れかけています。それどころか3年前なのに
遠い昔の事のように風化したものと
している。まだ何も解決していないのに。

この映画は人類資金という
戦時中に日本の敗戦を悟った軍人が
人類の未来の為にと残した10兆円を巡る物語です。10兆円がどんなものかと言うと積み上げるとエベレストより高く、あの大企業のトヨタを自分の会社にできる可能性大です。

僕は上に挙げたように何が買える?
とかそんな風に考えて調べました。
でも少し違った見方をすると
この10兆円で例えば私の母の夢で
あるオーロラを見る事も、彼女に
今日はディズニーランドを貸し切ってデートしよう!なんて誰かの笑顔に繋げる使い方もでき、震災を受けた日本の様に、他の国で震災が起きれば正しい復興資金として使う事もできる。競争ばかりの資本主義は
終わり、分かち合う事のできる社会へと変える未来への投資をする。
それが人類資金。と言うのがこの
映画のテーマです。

そのすべてはラストの
国連のスピーチ、貧困国で妹を
連れ去られ自分を憐れむ言葉すらも
持たなかった森山未來演じる石祐樹の口から語られます。

まるでキング牧師オバマ大統領を
彷彿とさせる迫真の演説に
心打たれました。

ぜひとも皆に見て欲しい映画です。
途中は飛ばしても大丈夫だから
最後のスピーチだけでも見る価値ありです!!